16作品

いい湯だな全員集合!!
1969-07-23
ある日、ある銀行に5人組の強盗が押入り数億円が奪われた。犯人は隣のサウナ風呂から侵入したという。当局は、サウナ嬢たちの証言から、長吉(いかりや長介)、忠治(荒井注)、風太(高木ブー)、工介(仲本工事)、ヒデオ(加藤茶)の5人組逮捕に踏みきった。身に覚えのない5人だったが、釈放されたものの世間の風は冷たかった。そこで5人は、人生を太く短く生きようと、ハードボイルド学の特訓を始めた。この噂は北海道にまで流れ、5人はホテルの女主人お玉(木暮実千代)に雇われた。その頃、お玉は高校生芸者を売りものにしたことから物議をかもし、町は真っ二つに割れて対立していた。さて喧噪の温泉町に乗り込んだ5人は早速、反対派をつぶしにかかった。ところがお玉の養女美代(生田悦子)に心を奪われ、逆に数億の財産を持つお玉を殺し、美代をわがものにしようと計画する始末。反対派に内密で和解に来た、千枚通しの鉄(左とん平)を抱えこみ、お玉の暗殺決行の日を待った。そして当日お玉が、強電流の仕掛けられた電機アンマ機に座り、計画は秒読みの段階に入った。が、ちょうどその時、お玉が警察に呼び出され、折角の計画も水の泡。一方そうとは知らない5人組は、鉄からお玉が数億円の借金を背負っていると聞かされ失望。かくなるうえはと警察に自首して出た。ところが、そこで殺したものと信じていたお玉と出会いびっくり仰天。お玉は、逮捕された銀行強盗5人組の母親として、呼び寄せられていたのだった。

ミヨちゃんのためなら全員集合!!
1969-12-31
漢方薬製造工場を経営する伊刈長吉(いかりや長介)は、女房のお菊(大森暁美)に赤ん坊を置いて逃げられた。その上、従業員四人が揃って辞めると宣言した。忠次(荒井注)、風太(高木ブー)、工作(仲本工事)、ヒデオ(加藤茶)の四人は、長吉の後輩だが、給料は安く、工場の異臭が町の非難を浴びて肩身がせまいと言う。結局、ヒデオを残して、三人はやめた。ヒデオは長吉に恩があり、忠誠を誓っていた。そんなある日、配達の帰りにヒデオはヒッチハイクの女性を便乗させたが、その中の一人が初恋のミヨちゃんそっくり名前も美代(倍賞美津子)といった。一方、悪臭をまき散らす工場への町民の非難は日増しに高まり、長吉に同情的なのは、高校時代の恩師花山大造(ハナ肇)だけだった。美代が花山の妹だと知り、二人は驚いた。やがて美代は、見合いをしたがその相手は、アジア観光御曹司石田(左とん平)だった。石田は町のボス熊寅(上田吉二郎)と結託して、悪事を企んでいた。長吉の工場周辺の土地を買い占め、バイパスとモーテルを建設、地価の値上がりでひと儲けしようというのだ。工場存廃の町民投票に敗れ、問屋にもボイコットされた長吉はヒデオと自殺を図ったが、ヒデオは逃げた。一方、石田らを探っていた美代は芸者ぽん太(松岡きっこ)の協力で、熊寅と石田の密談の証拠を掴み・・・。